まず、ボディーについて。
V2にアップデートするにあたり、最も重視したのはこの点です。
V1は本物の木材を使用しておりましたが、V2では木粉を混ぜ込んだ樹脂を使用し、3Dプリントにて製作しております。
木材の温かみを持ちつつ、木工では不可能だった繊細な形状を実現しました。
ボディーの形状により、グリップが増してスピニングムーブが行いやすくなっております。
 
また、視認性、操作性のバランスを取るため、大量の試作品を製作した上で
太さ9㎜、長さ96㎜の絶妙なサイズにしております。

ラインストーンの輝きが命のマジックのため、徹底的に拘りました。
ベルサイユ宮殿のシャンデリアに使用されるスワロフスキー社の最高級ラインストーンを使用しております。
恐らく、これ以上のラインストーンは一般市場に存在しないはずです。
また、視認性を高めるため、太さ9㎜のボディーに対して、大きさ6.4㎜のギリギリのサイズを採用しております。
効果を高めるために、精密な加工が必須な難しい取り付けを敢えて選んでおります。

一般的なジャンピングダイヤには取り付けが容易で安価な底面が平面のフラットバックが使用されることが多いのですが
輝きに拘るために本物のダイヤモンドと同じく底面がV字カットされているチャトンを採用しました。
 
比較すると輝きの複雑さが全く異なり、全ての角度に対して光を反射するため多少離れた場所からでもダイヤの存在を視認できます。
 
チャトンを埋め込むためには角度を付けたくぼみが必要になるのですが、当店ではボディー3Dプリントにより製作することで実現いたしました。

お客様の目に最初に入るものだからこそケースにも拘りました。
高品質な姫路産のレザーでジャストサイズに製作しております。
また、スムーズに取り出せるよう、3Dプリンターで立体構造にした上で
可能な限り安価に提供するためにバリューエンジニアリングを実施し
ミシンを用いず金具のみで製作できる設計としております。

いったいここまでやる必要があるのか！とも思ったのですが、せっかくなのでケースのカラーバリエーションも豊富に取り揃えました。
ご自身の演技風やその他小物と併せてご用意が可能です。

中々探すのが難しい、ジャンボフィニッシュ用のイミテーションダイヤもご用意いたしました。
クリスタルガラス製で、直径40ｍｍとなっております。
V2になって、1割ほどサイズが大きくなりました。
パームのしやすさと、効果のバランスの良いサイズ感かと存じます。